赤ちゃんの様子
*大きさ
CRL(頭殿長):約12cm
身長:約16cm
体重:約110g
妊娠5ヶ月へ突入、ここから4週間で体重は3倍へ
妊娠5ヶ月に入りました。赤ちゃんはこの4週間でなんと体重は約3倍へ成長します。
妊娠16週頃から、赤ちゃんの呼吸様運動が観察可能になります。また、嚥下運動(口から飲み込む動き)が超音波検査で確認できるようになります。外性器の性差もはっきりするため、この頃の健診で性別が判明する赤ちゃんが多いです。
赤ちゃんによっては、指をしゃぶる仕草をする子もいます。タイミングが合えば超音波検査でその様子が見られるかもしれません。赤ちゃんらしい仕草で、想像するだけでとても愛おしいですね。
ママの様子
*子宮の大きさ:新生児頭大
*子宮底長:約12cm
*子宮底の高さ:恥骨結合上2〜3横指
妊娠中期へ突入、心が安定してきます
妊娠16週になり、妊娠中期へ入りました。妊娠初期にあったさまざまな不快症状が落ち着き、お腹が大きくなることで赤ちゃんの成長を感じ、ママは以前より穏やかな気持ちで過ごせているのではないでしょうか。
体調が少し落ち着くことで、赤ちゃんやパパとゆっくり向き合う時間が取れるようになってきます。この機会に育児書などに目を通して、産後の赤ちゃんとの生活について情報収集していきましょう。
より妊婦らしい体つきに
妊娠中期へ入りお腹がせり出てくるため、妊婦らしい体つきになってきます。今まで着ていた服のサイズが合わなくなってしまったママもいるのではないでしょうか。ゆったりとした服を選んで、ママが過ごしやすい服装にしていきましょう。
妊娠中期以降は、妊婦用に作られているマタニティウェアの着用がお勧めです。マタニティウェアは、お腹や胸部分がゆったりとしており妊娠で体型が変化したママ達の体に合わせて作られています。また、妊娠中だけではなく産後にも着られるよう授乳がしやすく作られている服もあります。産後はすぐに子宮が縮む訳ではないので、しばらくはゆったりとした服を着ることになります。そのため、授乳できるマタニティウェアは産後も長く着られるのでおすすめです。
アドバイス
戌の日には安産祈願を
『戌の日(いぬのひ)の帯祝い』をご存知ですか?
戌(犬)は一度に沢山の子犬を産みますが、お産が軽いことから安産の象徴とされています。
そこで、日本では妊娠5ヶ月目の最初に迎える戌の日に安産祈願をすることが、昔からの慣習としてあります。
戌の日は12日に1度やってきます。体調が安定している日に合わせて無理のない範囲で行ってください。
神社やお寺は、足元が砂利道になっていたり階段が多いところもあります。一緒に行くパパや家族の皆さんはママの足元には注意してサポートしてあげてくださいね。