赤ちゃんの様子
*大きさ
CRL(頭殿長):約13cm
体重:約135g
音に反応することも
お腹の中の赤ちゃんの聴覚は、ほぼ完成しました。そのため、お腹の外の音に反応することもあります。ママパパの声を聴くと赤ちゃんも安心するはずです。沢山話しかけてあげましょう。
ふっくらした体つきになってくる
この頃の赤ちゃんは脂肪や筋肉もついてくるため、超音波検査で見る姿は以前に比べふっくらとした姿になっていることでしょう。段々と赤ちゃんらしい体型になっていきます。
ママの様子
脈がドキドキ速くなる
この頃のママの体の循環血液量は増え、心拍出量が増えるため脈は速くなり普段よりドキドキする感覚があります。子宮が大きくなり臓器が圧迫されていることや、ホルモンバランスの変化も影響しています。ドキドキすることで、普段より疲れやすさを感じることもあるかもしれません。無理はせず、疲れた時には休息を取りながら過ごしてください。
妊娠中になりやすい耳管開放症
妊娠してから『耳が塞がれた感覚』や『自分の声が響いて聞こえる』、『耳鳴りがする』といった症状を経験したことはありますか?もしあるとしたら、それは耳管開放症です。耳管開放症は体重減少や脱水が原因でなりやすい病気ですが、妊娠中はホルモンバランスの変化で耳管開放症になりやすいと言われています。
耳管開放症は、出産後に自然治癒するため基本的には治療は行いませんが、あまりにも辛い症状があれば健診の際に医師へ相談してみましょう。
アドバイス
旅行に行くなら近場で
安定期に入り、旅行を計画しているパパママもいることと思います。安定期とはいえ、妊娠中はママや赤ちゃんの体に何が起きるかわからないため無理は禁物です。しかし、出産後は育児が始まりゆっくり旅行することはしばらく出来なくなるため、この時期に旅行することは良いタイミングです。なるべく遠出は控えるなど、ママと赤ちゃんの体に負担がかからない旅行計画をしましょう。安静指示などが医師から出ているママは、医師と相談してから計画しましょう。
飛行機に乗る場合は航空会社の案内を確認して
飛行機を利用する場合、妊娠週数によっては航空会社への申請が必要です。航空会社にもよりますが、出産予定日を含め28日以内の場合は診断書の提出が必要なことが多いようです。
妊娠中期の旅行であれば診断書は必要ないかもしれませんが、飛行機を利用する際には航空会社のホームページなどを事前に確認しておきましょう。
事前に妊娠していることを伝えると、優先的に席へ案内をしてくれるなどサービスを受けることもできます。