赤ちゃんの様子
*大きさ
CRL(頭殿長):約18cm
体重:約390g
全身が胎脂で覆われる
『胎脂(たいし)』とは、赤ちゃんの皮膚を覆う白いクリーム状のものです。産まれたばかりの赤ちゃんの首や脇の下、足の付け根などに多く見られます。胎脂は『赤ちゃんの皮膚の保湿』と『赤ちゃんの保温』をする役割を持っています。また、胎脂があることで出産時に赤ちゃんが産道を通過しやすくなります。
ママの様子
妊婦生活の折り返しです
妊娠21週に突入し、十月十日の妊婦生活は折り返し地点です。出産予定日といわれる日は、妊娠40週0日を指します。多くの赤ちゃんは正期産と呼ばれる『妊娠37週0日〜41週6日』の期間に産まれます。お腹の中の赤ちゃんに会える日が今から楽しみですね。
足が浮腫みやすくなる
妊娠中はホルモンバランスや血液循環量の増加によって体が浮腫みやすくなります。さらに、お腹が大きくなってくると足の付け根の太い血管が圧迫され下半身の血液が心臓へ戻りにくくなるため、足が浮腫みやすくなります。足が浮腫むと『腓返り(こむらがえり)』が起こりやすくなります。腓返りとは、ふくらはぎの筋肉が痙攣を起こして足が攣った状態となり、突然強い痛みが起こることを言います。
腓返りが起こった時は、攣った部位を伸ばすと痛みが軽減します。また、足の浮腫み対策として『着圧ソックス』の着用があります。特に活動しない就寝時は足が浮腫みやすく、起床時に腓返りが起こることが多いです。そのため、就寝時に着圧ソックスを着用することをお勧めします。
アドバイス
エコー写真の保存はしていますか
妊婦健診で超音波検査をしたときに貰うエコー写真は、どのように保存しているでしょうか。病院によってはUSBメモリーなどでデータを渡してくれるところもあるようですが、写真のみの場合はどうやって保存するのか迷いますよね。
エコー写真に使われている紙は感熱紙のことが多く、感熱紙に印刷された写真は日が経つにつれて段々薄くなってきてしまいます。大切な赤ちゃんのエコー写真は、出来ればいつまでも保存しておきたいですよね。
エコー写真が消えないように残しておくには、
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エコー写真をデジタルカメラなどで撮影しデータ保存やプリントアウトしてアルバムに保存する
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エコー写真のカラーコピーをして保存しておく
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スキャナーで取り込みデータ化する
といった方法があります。
エコー写真と一緒に、その時のパパママの気持ちを書いてアルバムにしておくと後で見返した時に懐かしい気持ちになれます。いつか赤ちゃんが大きくなった時に「お腹の中にいた時、パパとママはこうやってあなたのことを想っていたんだよ」と伝えるのも良いですね。