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妊娠期間の赤ちゃんとママの様子 - 妊娠23週目

妊娠期間の赤ちゃんとママの様子 - 妊娠23週目

赤ちゃんの様子

*大きさ

身長:約29cm

体重:約560g

性差がはっきりしてくる

赤ちゃんは全体的に肉付きが良くなってきており、超音波検査では手足もしっかり見えます。胎動もより強く感じられるようになってきたのではないでしょうか。

この頃には、赤ちゃんの外性器の違いがはっきりしてくるため赤ちゃんによっては性別が確定します。

ママの様子

頻尿に悩むママも

大きくなった子宮に膀胱が圧迫され、頻尿になります。朝方、尿意で目覚めてしまうママもいるでしょう。就寝前には必ずトイレに行くことを習慣化するなど、普段よりこまめにトイレに行くように意識していきましょう。しかし、どんなに意識をしても不意に尿漏れが起こることがあります。そのような時のために、尿漏れシートを下着に使用することをお勧めします。お腹が重く、すぐにトイレへ行けないという時も安心して過ごすことができます。

また、交通機関を利用する際にはトイレの場所を事前に確認しておくと良いでしょう。

胃の圧迫感が強くなります

子宮による圧迫の影響は膀胱だけでなく、胃にも起こります。食事の際、普段よりすぐにお腹が一杯になってしまうというママもいるのではないでしょうか。そんな時は、無理に食べようとせず、ちょっとした工夫をしていきましょう。例えば、食事の一回量を少なくし回数を増やすことです。また、消化の良い食べ物を選ぶことも、胃の圧迫感を軽減することへ繋がります。

アドバイス

里帰りママは計画を

里帰り出産をする予定のママは、そろそろ準備をしていきましょう。『出産する病院の受診はいつにするのか』、『移動手段はどうするのか』など家族と話し合い事前に決めておきましょう。飛行機を利用する場合は、妊娠週数によっては事前申請が必要です。

出産後はしばらく里帰り先に滞在する事になると思うので、里帰り先のベビー用品の準備はどうするのかを家族と相談しましょう。自宅で使う予定のベビー用品を里帰り先でも使用するのであれば、事前にベビー用品を送っておく必要があります。ベビー用品の移動が大変であるならば、レンタル品を利用してみることも一つの手です。ベビー用品のレンタル業者によっては、里帰り用のベビー用品をセットにして貸し出しているところもあるので是非活用してみてはいかがでしょうか。

また、出産後は自宅をしばらく離れることになるため、家事の引き継ぎなど、パパへスムーズに行えるようにメモに残したりパパへ事前に直接伝えるなどしておきましょう。

記事の監修医師

氏名:

郷正憲

プロフィール:

徳島赤十字病院麻酔科所属。手術麻酔を行うかたわら、多種多様な疾患を対象に麻酔を行っている知識を活かして種々の書籍や記事を執筆する。保有資格に日本麻酔学会麻酔科専門医、麻酔科標榜医、ICLSコースディレクターなど。

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