赤ちゃんの様子
*大きさ
身長:約39cm
体重:約1470g
羊水量がピークになる
妊娠30週前後は、子宮内の羊水量が一番多い時期で約800mlにもなります。健診時の超音波検査では、羊水の量を診て、赤ちゃんの健康状態を確認します。赤ちゃんは口から羊水を飲んで尿として排泄しているため羊水量は、赤ちゃんの嚥下機能や排泄機能を評価する指標となります。
ママの様子
お腹が張りやすくなる
妊娠中期の頃に比べ、お腹が張りやすくなります。お腹がよく張ると感じる時は無理せず、座ったり横になって休むことを心がけましょう。安静にしてもお腹の張りがおさまらなかったり、痛みを伴う場合は早めに医師へ相談しましょう。
出血には注意を
痛みを伴う出血であったり、出血の程度によっては治療が必要な場合もあります。出血が見られたら、速やかに医師へ相談しましょう。
アドバイス
入院準備を始めましょう
出産に向け、入院の準備を始めていきましょう。病院によって、必要な物が違うのであらかじめ確認しておきましょう。
入院中に必要な物と、退院の時に必要な物で荷物を分けておくのも分かりやすくおすすめです。
- 入院着
診察や授乳があるため、前開きのものが使いやすいです。出産後も子宮はすぐに元の大きさへ縮むわけではないので、お腹周りはゆったりとした衣類をおすすめします。冬場は、羽織り物があると温度調節しやすく便利です。
- 下着
出産後は頻回に診察があるため、産褥ショーツは2〜3枚あると良いでしょう。悪露(おろ)でショーツは汚れやすいため、多めに持参することをおすすめします。
出産後に使用するブラジャーは、授乳しやすいタイプのものを持参しましょう。個人差がありますが、胸の張りが強くなるママもいるのでサイズは余裕のある方が良いです。
- 授乳クッション
出産後から使用します。抱き枕にもできるタイプだと、ママも使用できるためより活用できます。赤ちゃんはミルクを吐きやすいため、カバーが洗濯できるものだと使いやすいです。
- 出産の時に使う物
疼痛緩和グッズは、テニスボールをおすすめします。陣痛の波が来た時に、肛門周辺をテニスボールで押してもらうと疼痛が緩和されます。また、ペットボトルに付けられるストロー付きのキャップもあると、ベッド上や分娩台に上がった後の水分補給がしやすいです。
- その他〜あると便利なグッズ〜
・乳頭ケアクリーム…授乳で乳頭に傷ができた時に活用できます。保湿することで傷の予防にもなります。
・円座…産後の会陰の傷や痔で座れないママの必須アイテムです。入院中は病院の物を借りられるかもしれませんが、退院の時に乗る車で使用する分を用意しておくことをおすすめします。
・フォトグッズ…出生体重や誕生日などの数字プレートなど、赤ちゃんと一緒に写真におさめることで思い出に残る写真になります。
・日記…入院中のママの気持ちや出産の感想など残しておくと後で見返せるのでおすすめです。