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妊娠期間の赤ちゃんとママの様子 - 妊娠33週目

妊娠期間の赤ちゃんとママの様子 - 妊娠33週目

赤ちゃんの様子

*大きさ

身長:約43cm

体重:約2000g

睡眠と覚醒を繰り返す

この頃からお腹の中の赤ちゃんは、20分おきに睡眠と覚醒を繰り返すようになります。それによって、赤ちゃんの心拍数も2パターンになります。健診の時の心拍数で、赤ちゃんが起きているのか寝ているのかがわかるかもしれません。

胎動で一過性頻脈になる

CTG(胎児心拍陣痛図)という検査で赤ちゃんの健康状態を確認することができます。

赤ちゃんが元気だと、胎動が起きた時に交感神経が刺激され心拍数が増加します。

ママの様子

足の付け根に痛みが

この頃、赤ちゃんの体重は2000gを超えるようになります。赤ちゃんはとても大きくなりましたね。赤ちゃんや羊水の重みで、ママの足の付け根に負担がかかり痛みが出てくる人もいます。立ったままの姿勢は負担がかかりやすいため、痛みを感じる時はなるべく座って休息を挟みましょう。痛みが強くつらい時には、医師へ相談しましょう。

産休へ入るママも

労働基準法では、産前休暇は出産予定日の6週間前から取得可能とされているため、妊娠34週から取得できます。そのため、もうすぐ産休へ入るというママが多いのではないでしょうか。お腹が大きい中、赤ちゃんを守りながら仕事をがんばりましたね。お休みまであともう少しです。無理をせず残りの仕事をがんばってくださいね。

アドバイス

赤ちゃんを迎える部屋の準備を

出産後、赤ちゃんが過ごす部屋の準備は終わりましたか?ママが臨月を迎える前に、そろそろ部屋の模様替えなどを済ましておくようにしましょう。

ベビーベッドを置く場所や日中赤ちゃんが過ごす中心となる場所は、エアコンの風が直接当たらない位置にするなど工夫が必要です。

ペットの動物を飼っている家庭は、赤ちゃんがいる生活を想定してペットの生活する場所も検討しましょう。ペットの種類によっては、赤ちゃんが小さいうちは生活空間を分ける必要もあります。ペットも赤ちゃんも安全に過ごせるようにしていきましょう。

天気の良い日に水通しを

産まれてくる赤ちゃんの肌は、大人と違ってとても繊細です。新品の服やタオルについている糊(のり)や有害物質によって、肌荒れを起こすことがあります。また、水通しをすると生地も柔らかくなり、汗っかきな赤ちゃんの汗も吸水しやすくなります。

そのため、赤ちゃんが着る服や使うタオルや寝具は『水通し』を行う必要があります。

水通しは、洗剤を使用してもしなくてもどちらでも良いです。衣類のにおいなど気になるようであれば、赤ちゃん用の洗剤や柔軟剤を使用しましょう。大人の衣類とは分けて洗濯することをおすすめします。

記事の監修医師

氏名:

郷正憲

プロフィール:

徳島赤十字病院麻酔科所属。手術麻酔を行うかたわら、多種多様な疾患を対象に麻酔を行っている知識を活かして種々の書籍や記事を執筆する。保有資格に日本麻酔学会麻酔科専門医、麻酔科標榜医、ICLSコースディレクターなど。

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