赤ちゃんの様子
*大きさ
身長:約44cm
体重:約2200g
肺が成熟します
妊娠34週に入ると、赤ちゃんの肺機能が完成し肺サーファクタントが十分量になりました。肺サーファクタントが十分量になると、赤ちゃんが出生後にお腹の外での肺呼吸が可能になります。この肺サーファクタントの量が十分かどうかによって、お腹の外で赤ちゃんが生活していけるのかが左右されます。
赤ちゃんは産まれた後、自分で呼吸できるようにがんばって成長しています。
この頃の赤ちゃんは、超音波検査で見ると目や鼻がしっかりと映ります。超音波検査の画像でパパ似なのかママ似なのか、想像はつきましたか?赤ちゃんのお顔を直接見られる日が待ち遠しいですね。
ママの様子
体重管理に注意
妊娠後期に入り、赤ちゃんはどんどん大きくなりますが、同時にママの体重も増えやすい時期です。食事の摂り過ぎによる急激な体重増加には注意しましょう。産道に脂肪がつくと、産道が狭くなることにより難産のリスクが上がります。
また、急激な体重増加は高血圧のリスクもあるため気をつけましょう。高血圧になると、ママは浮腫みやすくなったり頭痛などの症状が出現し、赤ちゃんも体調が悪くなってしまう恐れがあります。引き続き、適切な体重増加を心がけましょう。
アドバイス
出生届について
そろそろ赤ちゃんのお名前は決まりましたか?中には、産まれた赤ちゃんの顔を見てから名付けるパパママもいるようです。
名前は、赤ちゃんが産まれて2週間以内に提出する『出生届』に記載する必要があります。出生届は、赤ちゃんの戸籍を作るための書類です。病院や産院で用意してくれる場所もあります。出産予定の病院は、出生届の用意が必要であるのか確認しておきましょう。
出生届だけでなく、産後に提出が必要な書類を今のうちに確認しましょう。
入院バッグはわかりやすい場所へ
いつ入院となっても良いように、入院のために準備したバッグはわかりやすい場所へ置いておきましょう。健康保険証や診察券もすぐ用意できるようにしておきましょう。
夫婦の時間を大切に
赤ちゃんが産まれると、幸せなことに毎日が今より忙しくなります。
パパとゆっくり過ごす時間は、今に比べて少なくなってしまうでしょう。一緒にゆっくり映画を観たり、美味しいものを食べに行ったり…これからのことを語り合いながら二人の時間をゆっくり過ごしてみてください。ママの体に負担がない範囲で、近場に出かけるのも良いですね。
もし、お腹の中の赤ちゃんにきょうだいがいる場合は、パパとママはお兄ちゃんお姉ちゃんとの時間も大切に過ごしてあげてくださいね。